主な活動のご紹介
龍安寺
京都・文化遺産アーカイブプロジェクト
京都が誇る有形・無形の文化遺産を毀損することなく保存・継承していくことを目指し、2014年「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」、DNP、毎日放送とともに発足させたプロジェクトです。世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録された17の社寺・城をはじめとする貴重な文化遺産を高精細映像で収録・保存。長い歴史において受けつがれてきた伝統を継承する所有者の方々と未来を担う人々とをつなぐ役割として、文化遺産の保存と継承をテーマとするイベントや教育分野などに活用していきます。
ルーヴル美術館 絵画部門 スペイン絵画の展示室
ルーヴル - DNPミュージアムラボ
DNPとルーヴル美術館の共同プロジェクトで、DNPの「伝える技術」「伝わるノウハウ」を活かし、さまざまな切り口から美術鑑賞を楽しんでいただく活動を行っています。2006年のプロジェクト開始以来、およそ100の体験型鑑賞補助システムを開発、一部はパリ・ルーヴル美術館の常設展示室にも導入されています。デジタル技術を活かした鑑賞教育のための教材開発も本プロジェクトの重要な取り組みテーマで、学校の美術の授業や美術館の教育普及活動などへの提供を通じて、美術に親しむ機会の拡大に貢献しています。
DNP文化振興財団のアーカイブ事業
DNP文化振興財団は、田中一光をはじめ戦後日本を代表するグラフィックデザイナーの作品および周辺資料を所蔵し、その数9万点に及びます。作品の高精細デジタル画像データ、国内外の研究機関との連携を企図した所蔵資料データベース、作品制作背景や制作プロセスに関するデザイナーや関係者のインタビュー記録など、グラフィックデザイン、グラフィックアート研究に関する世界的に開かれたアーカイブの構築を目指しています。